本当に復活!TK−80




自作電源付きのTK−80Eを手に入れました。
まずは、掃除です。
全体を見て、埃や汚れをブラシやアルコールで落とします。
電源を入れましたが、点灯しません。
良く見ると、水晶が外れていました。
取り合えず半田でつけます。
運が良い事に、水晶を半田し直しただけで、電源が入り、モニタープログラムが動きだしました。
しかし、モニタープログラムは
動作するようになり、プログラムの入力はできるようになりましたが、何故かプログラムの実行ができません。
(実行キーを押すと、リセットキーを押すまで固まったまま)
原因がわからないので、
「TK−80ユーザーズマニュアル」
(ASCII出版の「復活!TK−80」付属CDのPDF)
のTK−80組み立て手順を見ながら確認していくことにしました。
手順に沿って見ていくと、、ジャンパされていない箇所を見つけました。
取り合えず、手順通りジャンパ配線しました。

(写真の水色の線)
さらに、読み進んでいくと、「STEP・AUTO」スイッチも配線されていませんので、ここも、配線。
(写真の水色の線)
一通りチェックしましたが、まだ、プログラムの実行ができません。
そこで、今度は付属していた自作電源を調べてみることにしました。
すると、12Vと5Vが必要なところ、テスターで測定した値は10Vと4.6Vで、定格に届いていません。
電源を取り替えてみる事にしました。
12V・5V出力の電源を取り替えたところ、プログラムが実行できるようになりました。
プログラムの実行が出来るようになったので、色々なプログラムを試していたところ、RAMを多く使うプログラムが暴走する現象が出てきました。
調べてみると、アドレス8100番代の上位バイトにどんな数値を入力しても、7と表示され、書き替えが出来ない事がわかりました。
そこで、8100番台の上位バイトに対応したRAM2101を交換したところ、今度は書き替え可能になり、暴走して動かなかったプログラムも動くようになりました。