ツェナーD+Tr1石による定電圧電源


回路図

ツェナーダイオードのみの定電圧電源では、
最大で、出力を10mA程度しかとることが
できませんでした。
今回は、ツェナーダイオードにより安定化された出力を、
トランジスタのベースに入力し、より大きな出力がとれる
ようにしました。
しかし、トランジスタのベースには、シリコンダイオードの
順方向電圧0.7Vの電圧降下がありますので、
5.1Vの出力を得るためには、ツェナー電圧を+0.7V
して、使用するツェナーダイオードを5.1V→5.8Vに変更、
それに伴い整流、平滑される電圧も余裕がなくなるので、
トランスの変圧を10:1→8:1に変更しました。
これにより、5.1V・50mAまで出力できます。