電源


ブレッドボードの電源は、電池を利用した簡単なものから、
家庭用のコンセントAC100VをトランスでAC10V前後にまで下げ
整流・平滑して3端子レギュレータICで安定化させたものまで、
色々あります。




乾電池電源

主な電圧は1.5V、3V、4.5V、6V、9Vで下の写真で1.5Vだけビニール線が
付いているのは1.5Vの電池ソケットは電池スナップが使えないため
メニューの「電池スナップの補強」と同様、ビニール線の先にスズメッキ線を
半田付けし、収縮チューブで覆う加工をしてあります。



1.5Vの使用例です。
(1.5Vを3.6V以上に昇圧して白色LEDを点灯させる実験)



シリコンダイオード付きに加工した電池スナップで、6V以下に出力を押さえた電源です。
(秋月ピックライターのサンプル回路を、若松のブレッドボード上で実験しました。)



006P乾電池で作った±9V電源をオペアンプ電源に使った例です。
(オペアンプによるマルチバイブレータの実験回路)





3端子レギュレータ

簡単な実験なら乾電池の方が手軽で良いかもしれません、
しかし、これから電子回路の実験を続けていくのでしたら、
電池切れの心配の要らない電源の製作をオススメします。
作り方は、Prototype>電源ICの実験を参照して下さい。

写真、左から、+5V、±5V、±12V、±15V電源、全て100mAまでの電源です。
+5V電源は簡単なデジタル回路実験用、±5V電源は低電圧でも動作可能なICや
電源電圧近くまで動作可能なレールトゥレールのオペアンプなどの実験用、

±12V、±15V電源は、主にオペアンプなどの簡単な実験に使っています。



+5V・3端子レギュレータ電源使用例
(4ビットスタティックメモリーIC2114の動作実験)




±5V3端子レギュレータ電源使用例
(ICL8038から出力された正弦波を理想ダイオードで半波整流する実験回路)


出力波形をオシロスコープで確認