ツインT型正弦波発振器

ウィーンブリッジと並ぶ正弦波の発振回路です。



欲しい値ピッタリの部品が揃いませんでしたが、コンデンサは並列に、半固定VR1k?以下を持っていないので、固定抵抗を付けたり外したり、固定抵抗もE12系列しかないので、近い値や、また、カットアンドトライで波形を見ながら合わせました。










アバランシェ・モード弛張発振回路


トランジスタを逆接続し,逆バイアスをかけて発振させます。


この回路をはじめて見たのは、この本の元となるトラ技の記事だったと思います。

当時は、「何故、こんな壊すような使い方をするんだろう」と思っていました。

その後、負性抵抗の発振回路について調べていた時、再度、この本で見つけ、「よく、これで発振することを見つけたものだ」と思いました。



実験は、本の抵抗値そのままでは、発振しないかもしれません。
トランジスタはバラツキで、電圧が若干違います。
そこで、写真のように、R1を、保護用固定抵抗1kΩと、可変抵抗10kΩにわけて調整しました。

本のトランジスタのほかに、2SC−1815や、2SC−458などでも試しましたが、発振させることが出来ました。