3端子シリーズICを使った±15V電源の実験




回路図

3端子シリーズレギュレータ7815と7915を使った、±15V電源の実験です。
取り出せる電流は、トランスの容量が小さいので100mA程度までです。
部品が少ないので小型のガラエポユニバーサル基板に全ての部品を載せて実験しました。


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☆部品・組み立ての注意☆

部品は、特別な物は使っていません。
3端子7815と7915は、入出力・GNDのピン配置が違います。また、向かい合わせに配置しますので注意してください。
基板は、秋月の片面ガラスエポキシの基板を使っています。紙エポキシは粘り気が無く割れてしまいますので強度がありません。
また、ユニバーサルなので配線には充分注意してください。(失敗も考えて予備を買っておく事をお薦めします。10枚620円でした。)
トランスは、100Vと15V−0 0−15Vが同じ前側に出ている、菅野電機研究所のSP−1502Wを使用しました。
他メーカーのトランスも使えますが、100Vと15V−0 0−15Vが前後に出ている物や端子の場所が上や下にあるもの、大きさの違いなどがありますので注意が必要です。
ヒューズは、過電流で直ぐに切れてしまうので、予備を買っておきましょう。

極性のある部品には注意が必要です。
ダイオードを逆につなぐと、ヒューズがいくつあっても足りません。
電解コンデンサは、逆につなぐと爆発します。

1つ1つ動作確認しながら組み立てる事をお薦めします。

AC100Vを使います。絶縁はシッカリ行ってください。
怪我のないように充分に注意して実験を行ってください。


組み立て手順





動作確認は、古い汎用の741を使って作った理想ダイオードの回路でしました。

動作確認