ステッピングモータAの駆動実験



「LED4個2個ずつ順次点灯回路」を利用して、2相励磁回路を作り、ステッピングモータを、正転・逆転させる実験をします。
まず、デジタルIC2個によるLED4個の2個ずつ順次点灯回路を組んで、動作を確認して下さい。


部品名 定格 数量
パルス発生回路 「LED4個2個ずつ順次点灯回路」
トランジスタ 2SC−1815Y
2SD−880
ダイオード 1S1588
LED
電解コンデンサ 100uF/25V(ノイズ用)
積層セラミックC 0.1uF(ノイズ用)
抵抗 3.2K・1/4W
ステッピングモータ STH−39E001
1.875DEG/STEP10.5OHM
(5Vで2相励磁回路で駆動
1
スライドスイッチ ブレッドボードに挿せるもの
ジャンプワイヤ
セット
赤4黄4緑2青2紫1
茶1長い黄3緑5
(内長い黄、緑各1本は切って使用)
電池スナップ ブレッドボードデジタル回路用に
Siダイオード取りつけ加工済み



LED4個の2個ずつ順次点灯回路


「LED4個の2個ずつ順次点灯回路」ができたら、ステッピングモーター駆動用トランジスタ回路を作り、D−FFの出力を接続します。この時、適当な長さのジャンプワイヤーがないので、黄色や緑色など長いジャンプワイヤーを切って接続に使って下さい。
また、トランジスタの極性は2SC−1815は、名前を見て左からE・C・B、2SDー880は名前を見て左からB・C・Eです。
2SD−880はリード(足)が太いので、ラジオペンチでよじって、ブレッドボードに刺さりやすいようにして下さい。


トランジスタPIN配置






ステッピングモーター駆動回路が正しくできたか確かめる為、ステッピングモータとの接続箇所に、LEDとその電流制御抵抗をつなぎかえて、動作を確認します。

トランジスタチェック






LEDが順次点灯したら、つなぎかえたLEDと電流制御抵抗を外し、変わりにスタッピングモータのケーブルを接続してできあがりです。


モーター端子




全体回路図