コンパス(羅針盤)の実験
その昔、鉄を引きつける天然の磁石(磁鉄鋼)を知っていた人達は、それを棒状にして中心を糸で吊るすと、必ず南北を指す性質を発見しました。 この性質を利用したのがコンパス(羅針盤)です。 コンパスは大航海時代の必需品でした。 そこで、棒磁石を使ってコンパス(方位磁針)の実験をします。 なぜ、磁石の極をN極、S極と呼ぶかというと、北は英語でNorth、南は英語でSouthなので、磁石の極が、それぞれN極とS極と指すのでつけられました。 コンパスが南北を指すのは、地球が、北極をS極、南極をN極とする巨大な磁石だからです。 実験方法は、棒磁石の中心を糸でつるす方法もありますが、今回は、発泡スチロールトレーに棒磁石を載せ、桶に水を張り、その上に浮かべて実験してみました。 実験は、地球の磁石の磁気以外の影響を受けない所で、また、風などの他の力の影響を受けない平らなところで行います。 発泡スチロールトレーが桶の淵に付かないように真中に静かに置いて、実験してみて下さい。 |
材料
棒磁石、発泡スチロールトレー、水、プラスチック桶
東西南北全ての方向にN極を向けて置いてみてください。 磁石のN極は、チャント北を指し示す指すでしょうか。 |
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