電磁石の実験



エルステッドは、電流の流れている導線に磁針を近づけると、磁針が方向を変える事を発見しました。
電気を流すと磁気が起き、その性質を強めた物が電磁石です。

コイルの巻き数を増減させたり、電流を増減させることによって、磁力がどのように変化するか、また釘をいれた時と入れない時とではどのように違うか試してみてください


材料

0.4mmポリウレタン線1m
(もちろんエナメル線でも出来ます。電磁石1つ作るのに1m使いますので失敗しても良いよう多めに買いましょう。)
クリップ23mm数個
単3乾電池1本
5cm釘一本
釘の入る細めのストロー

工具

ニッパ
紙ヤスリ1200番
コンパス(方位磁石)

ストローの裏表に、釘でポリウレタン線を通す穴を開けます。
ポリウレタン線を通して反対側に5cm程度出します。
通した箇所を基点に、隙間のないように巻いて行きます。ストローの太さや、線の太さが違うと巻き数が変わりますが、50〜60回程度は巻けると思います。
ポリウレタン線を5cm程度残し、はじめと同じように釘で穴を開けますが、今度は表だけ穴を開け、ポリウレタン線を通します。
ストローの筒には、後で釘を入れて使いますので、巻き始めの、ストローの裏表に通していたポリウレタン線の、裏側に出ていた分だけを、ストローの筒の中に出します。
紙ヤスリでポリウレタン線の両端のメッキを剥がせばできあがりです。
単3乾電池を接続して、コンパス(方位磁石)の変化するか試してみましょう。
単3乾電池を接続して、クリップを吸い寄せられるか試してみましょう。
同じ実験で、ストローの中に釘を入れたときにどう変化するか、試してみましょう。