電気は、起こるのではなく、あるのです。
自然界にある全ての物は、約100種類の様々な原子が組み合わされて出来ています。
原子は、原子核と電子を持ち、さらに原子核は陽子と中性子で構成されています。
陽子、中性子、電子は、全ての原子に共通で、これらの数でその原子の性質がきまります。
原子内で、中性子は電気を持ちませんが、陽子はプラスの電気を、電子はマイナスの電気を持ちます。
電気は、同じ種類では反発し、違う種類では引き合う性質があります。
陽子1つ、電子一つの電気量は同じですが、性質が全く反対です。
普通の原子は陽子と電子の数が同じで、お互い引き合い打ち消しあいますので、電気的に中性でバランスがとれており、外部に影響を与えません。
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