ダイオード






3種類の一般的なダイオード、

ゲルマニウムダイオード
シリコンダイオード
ショットキーバリアダイオード


について比較してみました。



ゲルマニウム・ダイオード

点接続型のゲルマニウムダイオードです。
順方向電圧は0.1V位からと、非常に低く、また、
点接続なので、高周波に適しています。
シリコン・ダイオード


スイッチング用のシリコンダイオードです。
逆方向耐圧、強度、その他の特性では
ゲルマニウムよりも優れていますが、
順方向電圧が0.7Vもあり、また、
接合部の面積が広いため高周波には
適しません。

ショットキー・バリアダイオード


順方向電圧が0.2Vとわずかにゲルマニウム
ダイオードに負けますが、抵抗は低く、
スピードも速く、高周波に適しています。
しかし、漏れ電流が多く、逆方向耐圧も
それほど強くありません。



順方向電圧では、ゲルマニウムダイオードが一番低いのですが、ショットキーバリアダイオードの方が、
感度は良好でした。シリコンダイオードは、全く聞こえませんでした。(論外かもしれません。)

結果は

シリコンダイオード<ゲルマニウムダイオード<ショットキーバリアダイオード

となりました。