汎用基板を使ったシリアルPICライター



PICを使うには、ツールとPICライターと、実験をするボードが必要です。
ツールは無償のMPLABをダウンロードすればタダですが、
実験する為のボードとPICライターは、買うか作るかしなければなりません。
完成品の実験ボードやPICライターは、個人で実験するには少し高価です。
そこで、CQ出版のECB No.4 「PICマイコンを使おう」に掲載されていた、シリアルPICライターを
自作してみる事にしました。

しかし、全てドットのユニバーサル基板で、半田面にスズメッキ線で這いまわすのは、結構骨が折れますし、感光基板は準備と後始末が大変です。
そこで、基板裏面(半田面)で、面倒なパターンカットやジャンパーをする必要の無ない市販の汎用基板で作りました。
部品や他のビニール線が重なっていて配線しずらい部分もありますが、上の写真のように、比較的シンプルにできます。

材料
部品名 定格 数量
トランジスタ 2SC1815 2
ツェナダイオード 8.2V 小電力用 1
5.1V 小電力用 1
スイッチングダイオード 1S1588 4
電解コンデンサ 100uF /35V 1
22uF 16V 1
抵抗 10kΩ
1.5kΩ
ICソケット 18ピン 1
D-SUBコネクタ メス(25PIN)
基板 タカスIC−301−70
接続ケーブル RS−232Cストレート
オス・オス(D-SUBコネクタ25ピン)
(Myパソコン、自作ライターともメス25ピンなので)
1本
ラッピングワイヤー(0.5mm) 配線用 若干
スズメッキ線 DーSUB接続用(抵抗の足でも良い) 若干


回路図は、CQ出版のECB No.4 「PICマイコンを使おう」をご覧下さい。
ライターソフトの説明は、上記の本にも載っていましたが、私には難しく、また、記載されていたサイトは英語で、そのページを開くと、頼んでもいないのに次々と英語のページが開き、それを消すのに一苦労でした。
私は、ROCさんのホームページを見ながらダウンロードから設定までしました。
ROCさんのホームページ
関連情報がまとまっていてわかりやすいです。