PIC ブレークアウトゲーム




 トランジスタ技術1997年5月号に載っていた、ブレークアウトゲームを組み立てて見ました。
現在は、CR−ROM付きの「PICマイコン応用ハンドブック」に掲載されています。





はじめにこの記事を読んだ時には、ワンチップマイコンと僅かな周辺部品でテレビゲームができるというのが信じられませんでした。
PICをはじめるなら、必ずこれは組み立てようと思っていました。
上の写真のモニタは、昔作った秋月の液晶モニタキットをCRTモニタ型FDケースに組み込んだ物です。
中には12V3端子レギュレータが入っていて、5分も使うとさわれない程熱くなりますので長時間の使用はできません。
(画面が黄色のは、黄色のセロファンを貼ってあるからです。)





上の写真のように、今回はケースに入れず全て基板に載せてみました。
万能基板ではシンドイし、感光基板は準備と後始末が大変なので、市販の汎用基板のパターンを利用して作ってみました。

接続ケーブルはオーディオ、ビデオ出力ともRCA Pコネクタケーブルなので、基板上の回路との接続方法を二種類考えて取り付けてみました。
オーディオ出力は、RCA ジャックがベーク板に付いたタイプで金属製の「プリント基板垂直取りつけブロック」を使い、ネジで基板に固定しています。
ビデオ出力は、「基板取付用横向き BNC Jコネクタ」に、「RCA J−BNC P変換コネクタ」でRCAに変換しています。
基板裏面(半田面)でのパターンカットやジャンパーはしていませんが、RCAジャックを、基板に固定する為の「プリント基板垂直取りつけブロック」に使うネジ穴と、「基板取付用横向き BNC Jコネクタ」の固定用の穴は、ドリルで開けてます。


材料
部品名 定格 数量
ワンチップマイコン P16F84 1
ICソケット 18PIN 1
トランジスタ 2SC−1815 1
水晶発振子 10MHz 1
フィルムコンデンサ 0.022uF(223) 1
セラミックコンデンサ 47pF
積層セラミックコンデンサ 0.1uF(104) 1
抵抗 10kΩ(1/8w) 2
4.7kΩ(1/8w) 1
3.3kΩ(1/8w) 1
2.2kΩ(1/8w) 1
75Ω(1/8w) 1
33Ω(1/8w) 1
ボリューム 10kΩBカーブ 1
ボリュームツマミ 1
タクトスイッチ
RCAコネクタ RCA J(ジャック)
RCAコネクタ固定用 ネジφ3mm長さ8mm 
プリント基板垂直取りつけブロックBB−001
(マックエイト)
2
BNCコネクタ 基板取付用横向き BNC J
変換コネクタ (RCA J − BNC P)
プリント基板 takasu IC−301−70
基板足 ネジφ3mm、長さ25mm 4
ナット 3mm用 4
スペーサ20mm 4
電池スナップ
電池ボックス 単3乾電池2本用
単3乾電池
オーディオケーブル RCAプラグ付ステレオコード
配線材料 ビニール線、ラッピングワイヤ、スズメッキ線
(抵抗の足でも良い)など
必要量


回路図は、トランジスタ技術1997年5月号、又は「PICマイコン応用ハンドブック」をご覧下さい。
プログラムは、CQ出版のホームページからダウンロードできます。
CQ出版

プログラムの書きこみは、「CQ出版のECB No.4 PICマイコンを使おう」
に掲載されていたシリアルピックライターとライターソフト「IC−Prog」を使いました。


ライターソフトの設定は、こちらにあります。
(私は、設定を間違えて、こちらのページを見て設定しました。)

それはそれ、これはこれ