古典的テレビゲームキット
(Link man)



2064円の昔懐かしいテニスゲームキットです。(2006.04)

昔のテレビゲームキットは、ゲームICを含む数個のICと汎用部品、電源回路などで構成されていましたが、このキットは、IC一個(PIC)と僅かな部品で同じ機能を実現しています。また、電源は単3乾電池を3本使います。
画面が白黒なのと、コントローラがボリュームでなくスイッチなのが少し残念ですが、ボールを打った時の効果音も出ますし、対戦相手も人対人、人対コンピュータから選べ、コンピュータ相手だと強さを4段階から選べます。




説明書は英語ですが、絵で組み立て方が説明されています。
足りない部品がないか、または壊れている部品がないか部品表を見て良く確かめましょう。

回路基板は、組みたてる前に、
・部品の入る位置
・部品の向き
・取り付ける順番
などを考えてから作業に入りましょう。

※単3乾電池が3本とテレビとの接続ケーブル、テレビ(ビデオ、オーディオ端子付き)が必要です。

半田付け作業に必要な工具です。

・半田コテ
・半田
・コテ台
・ニッパ

があれば製作できます。

ピンセットがあると更に便利です。
電池ボックスと基板をネジで固定するのに

・+ドライバー
・ラジオペンチ

ゲーム画面の明るさ調整に

・ードライバを使いました。
抵抗が一番数の多い部品です。
見た感じ色合いが似ているものは間違いないように気をつけましょう。

1.2kΩ(茶・赤・赤)
2.2kΩ(赤・赤・赤)
470Ω(黄・紫・茶)
100kΩ(茶・黒・黄))

組み立てる前に並べておくと間違いにくいです。
一番背の低い抵抗から取り付けます。

まず、数の少ない値から取り付けていくと間違いにくいです。
ダイオードD1、D2を取り付けます。

D1は、この後取り付けるツェナーダイオードと同じ色と大きさです。
見分け方は、側面を良く見て、

『148』と書いてあるのが1N4148で、
『51』と書いてあるのがツェナーダイオードです。

取り付ける前に分けて置くと間違えないと思います。

D2は、一番大きくて黒いプラスチックのものなので直ぐに見分けがつくとおもいます。

それぞれ、ダイオードの黒い帯と基板のシルク印刷の白い帯が合う向きに取り付けて下さい。

ツェナー・ダイオードZD1〜ZD4を取り付けます。



それぞれ、ダイオードの黒い帯と基板のシルク印刷の白い帯が合う向きに取り付けて下さい。
ICソケットを取り付けます。

向きがありますので基板のシルクの窪みにICソケットの窪みを合わせて取り付けます。
ICを取り付けます。

ICソケットの窪みを左にして、窪みを合わせるか、1番ピンマーク(○)が左下にくるように合わせて挿し入れます。
スイッチを取りつけます。

力が加わるところなので、根元までシッカリ入れてから半田付けして下さい。
水晶発振子を取り付けます。
写真のように寝かせて取りつけます。

足は余り根元から曲げると負担がかかるので、1.5〜2mm程度余裕もってまげましょう。
水晶発振子を取り付けたら、スズメッキ線で動かないように固定してください。

明るさ調整ボリュームを取り付けます。
力が加わるところですので、シッカリと置くまで挿し込んで半田付けしてください。


セラミックコンデンサを取り付けます。

C1、C2:18pF(18)
C3:100nF(104)

みんな同じ形が似ているので、間違いないように取りつけましょう。

電界コンデンサを取りつけます。
写真のように寝かせて取りつけます。

向きがありますので気をつけて取りつけましょう。

+穴が長い方の足が入ります。
―穴が短い方の足が入ります。

また、コンデンサの―極は側面に『―』のマークがありますので確かめてください。

LEDを取りつけます。

向きがありますので気をつけて取りつけましょう。

切り欠き側の穴にLEDの短い方の足が入ります。

また、LEDに切り欠きがあるときには、プリント基板のシルク印刷のLEDの外形の切り欠きに合わせて入れてください。
RCAジャックと取りつけます。
力が加わるところなので、根元までシッカリ入れて半田付けして下さい。

電池ボックスからのビニール線を取り付けます。

※極性を間違え無いように

赤い線は『+』に、
黒い線は『ー』に

取り付けます。

基板に足をつけます。

長いネジにゴム足とスペーサを通し、基板の隅の穴に裏から表へ通してナットをラジオペンチで押さえて、+ドライバーでシッカリと止めます。

電池ボックスと基板を固定します。

短いネジを電池ボックスのネジ穴、さらに短い金属のスペーサに通して、基板の中央の二つの穴に裏から表へ通してナットをラジオペンチで押さえて+ドライバーでシッカリと止めます。
単3電池を電池ボックスに入れます。
電源スイッチが無いので、電源を取りつけると動作を開始します。
LEDが点灯している事を確認してください。
ゲームとテレビをRCAケーブル繋ぎます。
それぞれVIDEO、AUDIOに接続してください。
左の写真のような画面が出てきます。
テレビを見ながら、BRIGHTNESSのボリュームを−ドライバーで回して明るさを調整します。
完成です!