ボイスコンバータキット
(Aviosys)




504円のボイスコンバータキットです。(2006年4月現在)

音源とアンプの間に、音をボイスコンバータに通すと
反響したような音の効果が得られます。
付属のマイクからではわかりにくいですが、
CDの音楽を音源にするとわかりやすいです。

※単3乾電池が4本必要です。
忘れずに買いましょう。

ボイスコンバータキットで加工する音源と、加工した音を出力するアンプ、それらを接続するRCAケーブルが必要です。
説明書は英語と中国語のものが付いています。
足りない部品がないか、または壊れている部品がないか部品表を見て良く確かめましょう。

回路基板は、組みたてる前に、
・部品の入る位置
・部品の向き
・取り付ける順番
などを考えてから作業に入りましょう。

ビニール袋の中の細かい部品は、数や値などが部品表と合っているか確かめましょう。

形が同じで値の違う物や、極性、向きのある部品を確かめておきましょう。
工具は最低限

半田コテ
半田
コテ台
ニッパ

があれば製作できます。


ピンセットがあると更に便利です。
背の低い抵抗から取りつけていきます。
抵抗の種類も数も大分多くなってきました。

作業に入る前に、部品番号順に抵抗を並べておくと、間違いも少なく、スムーズに作業に入れます。

4.7kΩ、47kΩなど色やその順番が似ている物は特に気をつけ、不安な時はテスターで測って確かめましょう。

準備ができたら、位置を確認して取り付けていきましょう。

取り付け向きのあるダイオードを取り付けます。
プリント基板のシルク印刷の線とダイオードの帯を合わせて取り付けます。

セラミックコンデンサを取り付けます。

C2、C3、C4は全て0.22μF(表示224)です。
電界コンデンサを取り付けます。

C4,C5:10μF/16V
C6:100μF/16V

電界コンデンサは、プリント基板のシルク印刷の+側の穴に電界コンデンサの長い足を、無印側の穴に、電界コンデンサの側面に『ー』表示のある短い足を入れて下さい。
ICソケット、コンデンサマイク、音源切換えのプッシュスイッチを取り付けます。

ICソケットは、プリント基板のシルク印刷の切り欠きにICソケットの窪み合わせて入れます。

コンデンサマイクは、プリント基板のシルク印刷の枠からはみ出ましたが、シルク印刷の1の穴にコンデンサマイクの『+』、2の穴にコンデンサマイクの『―』(GND)を取り付けます。

プッシュスイッチは、プリント基板のシルク印刷の枠に合わせて取り付けてください。

ボリュームを取り付けます。
外形大きさが同じですが、

R5が250kΩ
R6が500kΩ

です。
間違いないように取り付けましょう。

また、ボリュームは力が加わりますので、根元までシッカリ部品を挿し込んで半田付けして下さい。
電池ボックスからのビニール線を取り付けます。
基板の電池のシルク(絵)のB1側に取り付けます。

※極性を間違え無いように

赤い線は『+』に、
黒い線は『ー』に

取り付けます。
ICをICソケットに入れます。

I
Cソケットの窪みにICの窪み合わせて取り付けます。


これで完成です。

今までの半田忘れ、取りつけ向きなど、作業に間違いがないかチェックしましょう。
・ボイスコンバータ実装マイク入力→アンプ出力の動作

プッシュスイッチで入力を基板の実装マイクにします。
出力J2をアンプに接続します。
今回は『オペアンプ実験キット』のオーディオアンプを使用しています。』

電池を入れると電源が入ります。
アンプの電源を入れると音声は出力されますが、あまりボイスコンバータの効果がわかりません。
・CDプレーヤ→ボイスコンバータ→アンプ出力の動作

コネクタJ1にCDプレーヤの出力を接続します。
出力J2をアンプに接続します。
プッシュスイッチで、入力をJ1コネクタにします。

電池を入れると電源が入ります。
CDプレーヤを再生にし、アンプの電源を入れます。
今度は聞こえてくるメロディに変化があります。

R6のボリュームを回すと、震える間隔が変化し、
R5のボリュームを回すと、効果が深さが、
変わりボイスコンバータの効果が出ました。