焦電型赤外センサキット
(Aviosys)





714円の焦電型赤外線センサーキットです。(2006年4月現在)

人体から発する赤外線の変化を検知し、
リレー(AC125V3A)を動作させます。

自動ドアや防犯灯、手をかざすと出る水道、
飲食店のお客様センサーなどに使われています。
 

※006P乾電池が1本必要です。
忘れずに買いましょう。

説明書は英語と中国語のものが付いています。
足りない部品がないか、または壊れている部品がないか部品表を見て良く確かめましょう。

回路基板は、組みたてる前に、
・部品の入る位置
・部品の向き
・取り付ける順番
などを考えてから作業に入りましょう。

ビニール袋の中の細かい部品は、数や値などが部品表と合っているか確かめましょう。

形が同じで値の違う物や、極性、向きのある部品を確かめておきましょう。
工具は最低限

半田コテ
半田
コテ台
ニッパ

があれば製作できます。


ピンセットがあると更に便利です。
小型の―ドライバー

センサの感度設定とリレーの動作時間設定の調整ボリュームに使います。
※説明の為、基板を切り離していませんが、切り離してから組み立てた方が作業が行いやすいので、はじめに溝に沿って切り離してください。

背の部品から取りつけていきます。

極性のあるダイオードを取りつけます。
シルクの帯とダイオードの帯が同じ向きになるように取り付けます。
抵抗を取り付けます。

見た目の色合いが似ている

330kΩ(橙橙黄)
33kΩ(橙橙橙)
22kΩ(赤赤橙)

は特に間違いないように気をつけましょう。
不安な時はテスターで測って確かめてから取り付けていきます。

セラミックコンデンサを取り付けます。

0.1μF(104)
1000pF(102)

の2種類あります。

みんな同じ大きさ・形なので、間違いないように取りつけましょう。


数の少ない1000pF(102)から取り付けると間違いにくいです。
ICソケット、トランジスタ、78L05(3端子電源IC)、焦電センサーを取り付けます。

ICソケットはプリント基板のシルク印刷の窪みとICソケットの窪みを合わせて取り付けます。

焦電センサーは、プリント基板のシルク印刷の外形、部品穴に合わせて取り付けます

トランジスタ、78L05(3端子電源IC)は外形が同じですので取り付ける前に良く確認します。

トランジスタはQ1に基板のシルク印刷の外形に合わせて入れます。
78L05(3端子電源ICはU1,U2に基板のシルク印刷の外形に合わせて入れます。
極性のあるLEDと電秋コンデンサを取りつけます。

LEDは、
足の長い方を、基板の『+』の穴に、
足の短い方を、切り欠きのある方を反対側の穴に
入れてください。


電界コンデンサは3種類あります。
10μFと100μFは大きさが同じですので特に気をつけて下さい。

470uF x 1
100uF x 3
10uF x 5


数の少ない方から取り付けると間違いにくいです。

反固定ボリュームとスイッチとリレーを取り付けます。

それぞれプリント基板のシルク印刷の外形に合わて取り付けます。

特にスイッチは力が加わる場所ですので、置くまでシッカリ入れて半田付けします。
切り離したセンサー基板と制御基板をビニール線で接続します。
電池スナップを取り付けます。

※極性を間違え無いように

赤い線は『+』に、
黒い線は『ー』に

取り付けます。

ICを実装します。
ICは、型名を正面に、左下の角の○印に近いピンが1番ピンです。
ICソケットの窪みが左に来るように見て、ICの○印が左下に来るように取り付けます。


これで完成です。
今までの半田忘れ、取りつけ向きなど、作業に間違いがないかチェックしましょう。
電池を取り付けて、スイッチを入れます。

リレーが動作していると感度調整しにくいので、まずリレーの動作時間をVR2で一番短くします。

次にVR1を回しながらセンサーの前で手などをかざし、センサーの感度を調整します。

そして、改めてVR2でリレーの動作時間を調整します。