光感知音声再生キット
(明⇒暗で音声再生)





350円の光検知音声再生キットです。(2006年1月現在)
録音スイッチを押して1フレーズ録音後、センサ(CdS) の光を遮ると、
検出して、音声を再生するキットです。

明⇒暗になったとき再生ですので、普段を光りをあてておき、
人が通過すると『いらっしゃいませ』という来客センサや
人形や動物型のロボットなどに入れて、人が近づくと
『こんにちは!」と挨拶する回路など応用が考えられます。

暗⇒明の時は何もしません。
光検知メロディーキットのように暗⇒明
で再生させるように改造を考えるのも
面白いかもしれません。


また、録音は新しく録音すると前の録音は消えますが
電源を切っても音声は消えません。

※単3乾電池が3本必要です。
忘れずに買いましょう。

説明書は英語と中国語のものが付いています。
足りない部品がないか、または壊れている部品がないか部品表を見て良く確かめましょう。

回路基板は、組みたてる前に、
・部品の入る位置
・部品の向き
・取り付ける順番
などを考えてから作業に入りましょう。

ビニール袋の中の細かい部品は、数や値などが部品表と合っているか確かめましょう。

形が同じで値の違う物や、極性、向きのある部品を確かめておきましょう。
工具は最低限

半田コテ
半田
コテ台
ニッパ

があれば製作できます。


ピンセットがあると更に便利です。
背の低い抵抗から取りつけていきます。
抵抗の種類も数も大分多くなってきました。

作業に入る前に、部品番号順に抵抗を並べておくと、間違いも少なく、スムーズに作業に入れます。

カラーコードも茶色と紫、青と緑、黄色と白など見た目の色合いが似ている物は気をつけ、不安な時はテスターで測って確かめましょう。

準備ができたら、位置を確認して取り付けていきましょう。

ICソケットを取り付けます。
向きがありますので基板のシルクの窪みにICソケットの窪みを合わせて取り付けます。

セラミックコンデンサを取り付けます。

C14、1つだけ値が470pF(表示471)です。
みんな同じ大きさ・形なので、間違いないように取りつけましょう。
タクトスイッチ、CDS、コンデンサマイクを取りつけます。

タクトスイッチはナナメに傾かないように取りつけます。
Cdsの取りつけ位置は、R3です。
コンデンサマイクは、基板のシルクからはみ出ない向きに取りつけます。

トランジスタとLEDを取り付けます。

トランジスタは基板のシルクの切り欠きに合わせて入れます。

LEDは、
足の長い方を、基板の『+』の穴に、
足の短い、切り欠きのある方を反対側の穴に
入れてください。

電界コンデンサを取りつけます。
大きさ、値、向きも違いますので気をつけて取りつけましょう。

1uF x 1
4.7uF x 1
10uF x 1
100uF x 4
スピーカーにビニール線を取りつけます。
ビニール線のついたスピーカーを基板に取りつけます。
電池ボックスからのビニール線を取り付けます。

※極性を間違え無いように

赤い線は『+』に、
黒い線は『ー』に

取り付けます。

IC実装基板をICソケットに入れます。

向きを間違え無いように、ICソケットの窪みと、IC実装基板のシルクの窪みを合わせて入れて下さい。

386は、丸の側の角のピンが1番ピンです。
字を正面に、1番ピンを左下に見て、ICソケットの窪みが左に来るように取りつけます。
完成です。
今までの半田忘れ、取りつけ向きなど、作業に間違いがないかチェックしましょう。
チェックが終わったら、電池を入れて動作を確認します。
黒いボタンを押しながら、録音したい音声を入れます。
次に、Cdsに光りを当てておき、手などで光りを遮ります。
この時、スピーカーから先ほど録音した音声が聞こえたら正常に動作しています。